2012/01/22

Lock It Up in Your Book

昨日は寒かったけど、久々に港周りを散歩。随分歩いて顔が冷たくなったところで、檸檬ティーを飲みにカフェへ。クロモスの記事を書こうと思いながらも、仕事の書類をぼーっと見たり、急いで買う必要のないクロモスを注文したり、アンティーク関係の本を眺めたりで、要は、何だか疲れていることが分かった(笑)。

檸檬を食べながら、一昨日のことを思い出した。重い話を聞かされて、どこか虚ろになっている。自分らしく生きようとすると、人と交流しなくなる。交流したがらないから、聞いた話を不用意にあちこちで話さない、と思う人が周りに増えてきた。実際、誰かに話すことも、仄めかすこともないのだが...。だから、この五、六年は秘密めいた話を聞く機会が多くなった。


マンホールの蓋を開けたら、地球の病みと闇が見える夢を見た。私たちの頭蓋骨の内部も似たようなものだろうか。ダンテの『神曲』やミルトンの『失楽園』を許容できるのは、あくまでも紙の上で展開されるからだ。

あのぉ、ここまで重い話ではないのですが、薄暗い魂に触れるような感覚は否めませんでした。