ラベル musique の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル musique の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012/02/26

抗議という名のエンターテインメント

昨年の newsweek 誌の特集で「dying city(廃れつつある町)」として紹介されたミシガン州グランド・ラピッズが、公式に抗議するために制作したビデオです。素晴らしい出来で、繰り返し見てしまいました。


市民 5,000 人が参加し、撮影のために車の通行を止めるなど、大がかりな抗議行動なのですが、平和で静かな行動です。アメリカ人ならよく知っている Don McLean のヒット曲「American Pie」を口パクさせることで、多くを語りつつも、市民は無言の抗議行動をしていることになり、アイロニーは大いに感じられます。

The Grand Rapids LipDub
http://www.youtube.com/watch?v=ZPjjZCO67WI&sns=em

2012/02/24

援護射撃~その弐~

続きです。二曲目の『I fought the Law』が圧巻。何曲目か忘れましたが、スカの『Wrong'em Boyo』は珍しく Joe Strummer のボーカルが好きになれました。しかし、スタミナ切れのないこのドラミング、凄いとしか言いようがありません。しかも、正確で、アドリブがたくさん出てくるから目眩くようなドラミング・トリップ(?)が楽しめますよ~。下手くそ三人衆をきちっとリードしてるしね(笑)。


何よりも素晴らしいのは、録り直しのきくスタジオでなく、ライブでレコーディング以上のことをやってること。

The Clash Live(1980)
http://www.youtube.com/watch?v=U0xYrppLVQM&sns=em

2012/02/20

援護射撃~その壱~

またもや、Topper ネタ。1980 年に Palais des Sports で行われた The Clash のライブです。Topper が活躍した1977~1982 年は、私はまだ中学生から大学に進学する頃で、来日してもどのみちライブには行けなかったと思います。1982 年の初来日の際は中毒がかなり進行してしまい、解雇される年ですから、演奏は褒められるような出来ではなかったとか。


このライブ映像では Topper のドラムが凄すぎて、フロントの三人が木偶の坊に見えてしまいます...。私自身、パンクに興味があったわけではなく、Tommy Gun という曲のドラムを聴いて、Topper が好きになっただけで、フロント三人衆に絶えず不満がありました。なにしろ下手だよ、あんたたち(笑)。


このライブ映像は Youtube で三分割されたものが投稿されています。これを観て驚いたのが、ドラムの勢いが全く落ちないことです。168cm で華奢な身体からは想像もつかないパワーです。もともとジャズ・ドラムを独学で身に付けていたそう。ロック・バンドのオーディションではパワー不足だと言われて落ち続け、人の演奏を観察し、工夫と練習を重ねた結果、ロックに敵うドラムになったのだとか。軽々と叩いているように見えますが、凄い力強さです。上半身が揺らがさず、演奏している姿に品があるのも特徴のひとつだと思います。ベースの Paul Simonon はアドリブがきかないので、ドラムがカバーしている感じです。

それでは、Topper のドラムをご堪能ください。


The Clash Live(1980)
http://www.youtube.com/watch?v=T9I2ss5gF9c&sns=em

2012/02/15

敬愛

ようやく身体のだるさがとれました。今回よく分かったのが、私は普段からて微熱がよく出ているのだということ。暑がりの理由が理解できました(笑)。


(左から)ジョー、ポール、トッパー、ミック

子どものころ、Topper Headon の風貌が何故か怖かったのに、今見ると「怖い」の対極のルックスです。かなりの童顔(笑)。でも、ドラムは凄かった。


(左から)ジョー、トッパー、ポール、ミック

薬物の乱用が度を越して Clash を追い出されたあとに作ったアルバムは、「追い出されて良かったんじゃない?こんな凄いアルバムは Clash じゃ作れないもの...」というのが正直な感想。

当時は常用者のイメージが先に立ち、評価がなかなか付いて来なかったけど、今回じっくり調べてみたら、今は十分評価されていることが分かった。良かった。数年前のインタビューで、クリーンになって体力も戻ったけど、カムバックする予定はないそうで、音楽を目指す若い人たちを支援するなど、チャリティー活動が生き甲斐になっているのだとか。


1979 年の米国でのライブ

一枚目のソロ・アルバム『Waking Up』の最初の曲です。二曲以外の作詞作曲はすべて Topper。もともと独学で R &B やジャズのドラムを勉強したそうなので、自在にスタイルを変えられるのも強みです。この曲はファンク。

Leave It to Luck by Topper Headon(1986)
http://www.youtube.com/watch?v=2PJSOF2dhXw&sns=em

2012/02/07

Wake-up

週末はエネルギーなし、気力なしと書きましたが、それもそのはず。昨日起床したら、思い切り発熱してました。本人も「えっ、まさか?」という感じ(爆)。バッグの中に転がっていたストナのシリーズの錠剤を飲んで、若干回復。まだ微熱は下がらず...の状態です(-_-;)

感冒薬はうとうとしますから、うとうとできなさそうな Kiss、Clash、Led Zeppelin のライブ映像を Youtube で観ていました。Paul Stanley の歌の上手さに今さらながら感心していたら、夕方に...。

暇を持て余し、メンバーの近況を調べてみたら、John Bohnum、Joe Strummer とEric Carr 以外はみんな生きていました。ひどい薬物中毒でキャリアを駄目にした Clash の Topper Headon が元気そうにしているのにはホッとしました。とっくに亡くなっているかと思っていたので...。三大パンク・バンドのうち、Clash が残ったのは、(1) 音楽をやりたかった、(2) 曲が書けた、(3) 途中でビジネス感覚が必要だと意識した、という点ではないでしょうか。Topper はドラムが上手かったし、マルチプレイヤーで、曲も書けました。要だったと思います。


トッパー・ヒードン(右)、ジョー・ストラマー(左隣)

十代から知っているバンドの近況はまるで同窓会チックだなあ(笑)。PV のドラムは Topper の後任ですが、音源の録音は解雇前だったので Topper の演奏が聴けます(パーカッション、ビアノ、ベース)。

Rock the Casbah by the Clash(1982)
http://www.youtube.com/watch?v=U4HPdWYwgyw&sns=em

(2012/02/09 追記)
こちらのバージョンは相当リミックスされていますが、リズムセクションがより楽しめます↓
http://www.youtube.com/watch?v=15FfWj11uys&sns=em

2012/02/04

沸騰点


素晴らしいクロモスを立て続けに入手しています。2月中に記事にしたいところですけど、今日はエネルギー不足で気力なし。そこで、『ふたりのベロニカ』と同じぐらい大好きなフランス映画『Diva』(ディーバ/1981)から、主人公ジュールが憧れの米国人オペラ歌手シンシア・ホーキンスのリサイタル会場で、こっそり録音しているシーンをご紹介します。そして、この演目のオペラ『La Wally(ラ・ワリー)』のアリア『さようなら、ふるさとの家よ(Ebben Ne Andro Lontana)』が事件を産みます。

主人公を演じる Frédéric Andréi(フレデリック・アンドレイ)の表情に注目を。才能に対する畏敬の念と憧れが、官能の入り交じった恋愛感情に変わる瞬間です。


線の細い俳優は青年期を過ぎると、厳しい時期に入ります。アメリカ人俳優の Denis Christopher もそうでした。Frédéric Andréi は俳優業を早くに諦めたのか、ほとんど情報はなく、監督をした数本の作品名がネットに載っている程度。

"Ebben Ne Andro Lontana" from French film "Diva" (1981)
http://www.youtube.com/watch?v=2hsmoo97CVA&sns=em

2012/02/03

時よ止まれ、君は...

今日は The Stone Roses の名曲『Waterfall』を逆回転させて歌をのせた名曲『Don't Stop』です(笑)。同じように『Elephant Stone』を逆回転させた『Full Five Fathom』も大好きな曲です。五尋の海と意味で、シェークスピアの『真夏の夜の夢』で妖精アリエルの台詞に出てきますね。


余談はさておき、『Don't Stop』はサイケデリックな曲だと思いますが、そう言えばサイケデリックな曲って定義はあるのだろうか...?

ネットで調べた限りでは、雰囲気を指すもので、こうだからこれはサイケな曲という断定はできないようです。雰囲気でよいのなら、サイケな曲で好きなものはいっぱい!と書きつつ、The Byrds の『Tribal Gathering』、T.Rex の『The King of the Mountain Cometh』、Beatles で唯一好きな『Lucy in the Sky with Diamond』、Doors のアルバム『The Doors』 ぐらいしか思い付きませんが...(笑)。


彼らの 1st アルバムは 23 年前の 1989 年にリリースされていたことに、改めてビックリ。当時も新鮮だったけど、今聴いても新鮮。しかし、この 23 年てあっという間だったな...。

Don't Stop by the Stone Roses(1989)
http://www.youtube.com/watch?v=zDHBA-IV0Ew&sns=em

2012/01/31

夜も昼も


日本ではトレイシー・ソーンのアルバム『遠い渚(A Distant Shore)』に収録された ETBG の『夜も昼も(Night and Day)』です。イギリスではシングルで発売したそうですが、1983 年の 1st アルバムには収録されていません。

フランク・シナトラが歌うと、たちまち夜のラスベガスになるのに、ETBG のヴァージョンはベン・ワットのギターの音の安らかさと、トレイシーの素人っぽい歌い方や声の堅さが一緒になって、脳内の小部屋で弾き語りする友達デュオのような感覚で聴けます。


彼らのアルバムをリリースしていた Cherry Red には、『Pillows and Prayers』という、レーベル所属のアーチストの曲を集めた素晴らしいアルバムがあります。コンピレーション・アルバムは失敗するものが多いのに、これは例外。

Night and Day by Everything But the Girl(1982)
http://www.youtube.com/watch?v=SXKvdbnjxvI&sns=em

2012/01/29

Going to California

寒いですね。昨日は『ミレニアム』を中断して、久々にミルトンの『失楽園』を手に取りました。訳注の多いこと!異文化の作品を理解するには根気が要りますね...。

この数日、たくさんのアンティーク・カードが届きました。感動もののカードがあり、後程、ご紹介する予定です。

Going to California by Led Zeppelin (1971)
http://www.youtube.com/watch?v=luDgb5vVHuA&sns=em

2012/01/23

心に茨を持つ少年

The Smiths の The Boy with the Thorn in His Side のプロモーション・ビデオを発見。ヴォーカルの Morrisey って、昔見ても変だったけど、今見てもやっぱり変。何しろ名前がモリッシーですしね...。メンバーもやる気なさそう。でも、これは名曲だと思います。レーベルは Rough Trade でしたね、懐かしい~。


これ、Truman Capote です

The Boy with the Thorn in His Side by The Smiths(1985)
http://www.youtube.com/watch?v=OFZmPa9AkWw&sns=em

2012/01/17

幻想詩のような映画


映画『ふたりのベロニカ(La Double Vie de Véronique)』にも素晴らしい曲があります。


作曲は音楽を担当したポーランド出身のズビグニエフ・プレイスネル。歌詞はダンテの詩から採っているので、古イタリア語で歌われているそうです。

私の歌を聴きたくて
ついてきた者達よ
お前達は私の船をひたすら追う
歌いな がら進む私の船の後を
決して沖に出てはならない
私を見失い
途方にくれるであろう
私が乗り出す海は
誰も進んだことのない
果てしない大海原
ミネルヴァが風を吹き込み
アポロンが私を導く
9人のミューズが
大熊座を指し示す


素晴らしい映画で、この20年間、私の一番好きな作品です。多くを語らず、美しい映像によって、幻想詩の中を彷徨うような感覚になります。

La Double Vie de Véronique
http://www.youtube.com/watch?v=dJqUZFunBsk&sns=em

2012/01/15

ラシーヌ賛歌


前のブログで紹介した『ラシーヌ賛歌』を youtube で見つけました。ワーナーの情報では、オックスフォード大学ニューカレッジ聖歌隊(エドワード・ヒギンズボトム指揮)になっていますが、youtube ではケンブリッジ大学の合唱団になっています...。似て非なるもの?でもここまで同じになるのかなあ...?

それはさておき、人による表現が、かくも美しく、崇高になり得るとは!

Cantique de Jean Racine by Cambridge Singers
http://www.youtube.com/watch?v=wKwHiGg21KA&sns=em

2011/06/26

更新のお知らせ

ご無沙汰しています。月末まで多忙につき、7月1日より再開します。急に暑くなりましたので、皆さま、どうかご自愛ください。水出しでアールグレイなどお好みの紅茶を飲むと、水分補給が楽しくなりますよ♪


月末までの二曲:

Dreamin' by G. Love and Special Sauce
http://www.youtube.com/watch?v=7YS86CMxSrE&sns=em

Blues from a Gun by The Jesus and Mary Chain
http://www.youtube.com/watch?v=e60lj_74rV0&sns=em

2011/06/10

導かれ

Youtube の映像ネタが続いています。週末はアンティークなど原点(?)に戻る予定です。

アルバム『Led Zeppelin II 』(1969)

さて、Led Zeppelin です、やはりいいです、どうしましょう!?です!
改めてリズム・セクションの重要性を感じるライヴ・アクトです。しかし、Jimmy Page ってこんなににやけてたっけ?と、どうでも良いことも気になりましたが。60年代終わりからの活動ですから、今のハード・ロックの礎は60年代には出来てたんですね...。ライヴ・アクトだって今もそれほど変わらないし、実はハード・ロックの分野なんて全く進化してないじゃん!と改めて思った次第(映像は 1979 年のライヴだそうです)。

Whole Lotta Love の日本語のタイトルは『胸いっぱいの愛を』。苦しくなりました。

Whole Lotta Love
http://www.youtube.com/watch?v=zB_DOA2AL7Q&sns=em

2011/06/09

Heart

日本ではあまり人気が出なかった Heart の名曲『Barracuda(バラクーダ)』です。子どものころに Ann Willson のボーカルに驚嘆しました。女性でも Zeppelin ができるんだ!と思ったいたら、インタビューで大きな影響を受けていると答えていました。嬉しかったです(爆)。この曲、ギターのリフも最高ですよ♪

Ann は60歳ぐらいですが、今も現役で、妹で Heart のギタリスト Nancy Willson とともに活躍しています。さすがに鋼のようだった高音には翳りを感じますが、パワフルなロッカーぶりは変わりません。この姉妹、女っぽい媚びを感じないステージ・アクトが良いんですよ~。Joan Jet や Chrissy Hynd のような男性になれなかった女性みたいな感じでもなく、こういう人たちは数少ないので好感度大です。

Barracuda
http://www.youtube.com/watch?v=4bt_-R5LInU&sns=em

2011/06/05

フランキーとホリー

Frankie Goes to Hollywood のボーカルは歌が上手かった。彼らがカバーした『Do You Know the Way to San Jose?』が大好きで、夏になると繰り返し聴いている。夏をテーマにしているわけではないのだが、全てが終わってしまうような気にさせられる夏の終わりに波長が合う歌詞だからだろう...。

すごく短い曲なのに短編小説みたいな趣がある。子供のころ聴いていたボサリオのカバーよりフランキーの方に軍配をあげてしまうのは、歌詞に合う内省的なアレンジが気に入ったからかも知れない。ボーカルの Holly Johnson は早く生まれて、Andy Williams なんかが活躍していた60~70年代初めにソロ活動をした方が幸せだったんじゃないかと思う。

サンホセへの道
(サンノゼ市のことですが、日本語のタイトルはスペイン語読みで通っています)
http://www.youtube.com/watch?v=C1oIXP7XFTA&sns=em

作曲は Burt Bacharach、さすが!

2011/05/29

ブリガドゥーン

前のブログでも触れた Adam Lambert が唄うミュージカル・ナンバーをご紹介します。百年に一度現れるスコットランドの村の娘と現代のニューヨーカーが恋に落ちるという幻想的なストーリー、『Brigadoon(ブリガドゥーン)』の『Come to Me, Bend to Me 』という曲です。

このとき、アダムは22歳。素晴らしい才能です。感動しました。

オペラも歌えそうだなあ。

Come to Me, Bend to Me
http://www.youtube.com/watch?v=DJYyqzUr6jU&sns=em

2011/04/16

恋するふたり

Nick Lowe の Cruel to Be Kind (恋するふたり)はやっぱりいいいなあ。時々、無性に聴きたくなる曲。

Nick は元気そうだけど、62歳にしては見た目の老け方が激しく、吃驚!

2011/04/12

風に語りて

今日は体調不良で家にいた。Android 向けの無料アプリをやみくもにダウンロードしたり、やみくもにニュースをチェックしたり、十代から憧れている Ian McDonald の消息をやみくもに追ったり...要するに寝転んでできることをしていた(笑)。

今日は『風に語りて(I Talk to the Wind)』の気分(?)だった。何百回聴いてるかな、このアルバム...。中学校の入学祝いに買って貰った。

この地味な二人...。何百回は聴かなかったけど、私の TOP10に入るアルバム。

10年ぐらい前に出たアルバム。イアンは今年で65歳。天才はこの世に自分の一部を永遠に遺すことができる。あ、イアンはまだ元気なようだけど(笑)。

Android のアプリに話しを移すと、『ウェザーニュースタッチ』は使い手が悪く、地震情報がやけにフリーズする。『WeatherBug』と『なまず速報』に切り替えた。ステータスバーに気温が表示されるし、地震速報がポップアップで通知されるので、メールが溜まることもない。これが無料なのは嬉しい♪『Catholic One』は聖書はもちろん、ロザリオの祈りまで入っていて便利。他にも text-to-speech の音声読み上げアプリ、ワードビルダー、『Google Sky Map 』『Mind Map Memo』などドッサリ。

頭痛が治ってきたから、TOEIC の勉強でもしようかな。やれやれ...(-_-;)

2010/11/01

十月尽

みなとみらいホールへ。チケットを購入するとき、冠は神尾真由子だったような印象だったのですが、実際は神尾真由子(ヴァイオリン)&ミロスラフ・クルティシェフ(ピアノ)のデュオ・リサイタルでした。ふたりとも二十代半ば、2007 年のチャイコフスキー国際コンクールで一位と二位に輝いた実力のある人たちだそうです。

相性は悪くないと思いましが、ヴァイオリンがあまりに理知的な演奏なので、ピアノが人間臭い音に聞こえました。そのせいか、音は寄り添うのにテンションが呼応しない感じがときどきあったような気がします。ただ、神尾真由子が逸材だというのは明らかで、もっと聴いてみたいなと思いました。

チャイコフスキーの『憂うつなセレナード』がとっても良かったです。『カルメン幻想曲』はエンターテイメントのように楽しめました。