みなとみらいホールへ。チケットを購入するとき、冠は神尾真由子だったような印象だったのですが、実際は神尾真由子(ヴァイオリン)&ミロスラフ・クルティシェフ(ピアノ)のデュオ・リサイタルでした。ふたりとも二十代半ば、2007 年のチャイコフスキー国際コンクールで一位と二位に輝いた実力のある人たちだそうです。
相性は悪くないと思いましが、ヴァイオリンがあまりに理知的な演奏なので、ピアノが人間臭い音に聞こえました。そのせいか、音は寄り添うのにテンションが呼応しない感じがときどきあったような気がします。ただ、神尾真由子が逸材だというのは明らかで、もっと聴いてみたいなと思いました。
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チャイコフスキーの『憂うつなセレナード』がとっても良かったです。『カルメン幻想曲』はエンターテイメントのように楽しめました。