銀杏という字面も好きだけど、黄葉した様は菜の花と同じぐらい耀いていて銀杏の一番素敵な時期。径に落葉しても、大通りに落葉しても、落葉や枯れ葉という言葉のイメージを覆すような身の誇りようだ。
通勤時に電車で多摩川から田園調布を通過するときには、紅葉に目を奪われる。常緑樹が多いせいで茶がかった紅が心を惹き付ける。遠目からでは分からないが、クヌギの種類だと思う。ギザギザの落ち葉が可愛らしく、機会があれば山に行って団栗を拾えれば愉しいだろうなあ。こちらの落葉ぶりはイメージ通り、「終わり」を感じさせる。
一昨日の夜からちょっと冷え込むようになった。「早くお布団に入ろうよ!」と何度も早く寝るようネコちゃんに促されだけど、何故か拭き掃除に夢中で(拭き掃除とお皿を洗うのが好き)1時過ぎまで頑張ったせいか、またもや風邪気味(笑)。11月までは暖かく、12月は寒くなるという長期予報だったと記憶しているが、どうなるのか。暖冬好きな私とネコちゃんはハズレてほしいと願っている。