2012/01/08

山猫通信は没

最近、あるフランチャイズのカフェに入り浸っている。一番の理由は、檸檬ティーに檸檬の薄切りが付いて来るからだ。この手の殆どのカフェでは、小さなパックに入った檸檬ジュースを出して来るのでがっかりしていた。

檸檬の薄切りを紅茶にしばらく浸して食べると、来て良かった~と思う(笑)。お店は広いし、天井には必ずメダリオンが取り付けられ、シャンデリアが吊り下げられている。ガーランドやリボンの飾り金具や Toile de Jouy の布を飾ってあったり、小さな正方形のテーブルはボルドーにも見える赤茶色。本来、お洒落に見えるインテリアのはずなのに、何故か安っぽい。ついでに、サンドイッチやペストリーがことごとく不味いことも付け加えておこう。


けれども、檸檬の薄切りは何にも替え難く、そのうえ、長居もできる。『ミレニアム』の半分はこのカフェで読んだ。周囲は勉強中の近所のサラリーマンが多いから、とにかく静か。空腹を別の店で満たして、実は今まさにレモンの薄切りを堪能したばかり。人が五十人はいるのにこの静けさは何なのだろう。

昨日から個人誌作りの作業を始めた。誌名の候補は思い入れの強い自作の言葉を採ることにした。当初は、母にときどき送っていた『山猫通信』(→自作の俳句を並べただけの紙切れ)にしようと考え、母に打ち明けたところ、「え~っ、冗談でしょ???」という判りやすい反応を受け、即座に取り止め(笑)。

そう言えば、郵送代、封筒代も必要だ。俳句関係者に送るにしても、開封してもらえるように工夫もしないと。あれ、結構、忙しいかも (^^;;