(自動更新です。字の間違いは木曜日以降に直します(-_-;))
ロバート・パーマーを知ったのは、ビルボード誌の TOP 40 に Every Kinda People が入ったときで、1978 年のことです。FEN が週末の明け方に3時間ぐらい放送していた Cacy Kasem の American Top 40 という番組で耳にしたのが初めてなんですが、当時は kinda の意味がまったく分からなかったことを思い出しました。
1978 年前後はディスコ・ミュージックが流行っていて、ドナ・サマー、シック、ビージーズなんかが Top 10 の常連でした。Kiss やストーンズでさえディスコ風の曲を発表して話題になったころで、ロバート・パーマーのこの曲は対極にあって光っていました(笑)。とにかく、圧倒的なヴォーカル・パフォーマンスに惹かれて、シングルを買いました。『愛しき人々』なんて、あらら(-_-;)なタイトルだったんですよ~。
1949 年生まれだそうですから、当時 29 歳。随分、老成してたんだなと思います。その後、モデルをたくさん従えた PV が話題になって大スターになると、歌の上手さには惹かれつつも、俗の極みのような演出がどうも駄目で、結局、私のロバート・パーマー熱は Every Kinda People で終わってしまいました。
2003 年の訃報はあまりに突然でした。すごく端正な顔立ちで、ダンディという言葉を体現しているような人でしたが、自らの美に溺れず、歌一筋という身の貫き方が潔かったですね。よほど歌うことが好きだったんだと思います。