頑張ろうとか、人生は楽しいとか、きれいごとばかり口にする応援団長みたいな知人がいる。友人や知人が周りにいないと思い込んでいたのか、すごく険しい表情をしていたのを電車の中で見かけてドン引きしたことがあった。見てはいけないような場面に出くわしたような気がして、声をかけないまま車輌を移動してしまった。変に聞こえるだろうが、人前でこんなに険しい表情を晒すことができるから、この人は日常が保てるのだと思う。頑張ろう、楽しいの応援は自らに対する応援なのかもしれない。
随分長くかかったけど、私の過食は治りそうだという希望が持てた。こんな日が来るとは思わなかった。その人の険しい表情もがいつか和らぐ日が訪れるといいなと思う。