2010/12/10

シガレット・ケース

雲ひとつなく、一点の濁りもない青空です。いかにも冬空ですが、ちっとも寒くないんですよね...。

1800年代末期の素敵なシガレット・ケースを見つけました。まだ、購入には至ってないのですが、銀めっきで内側はギルト・シルバーといって金色のめっき加工したものです。こちらは曇りや変色がかなりあるので磨き甲斐あり(笑)。しかし、スモーカーではないので、何を入れるか思案中。名刺は入るのかなあ?

中学生のころ、父から木製の葉巻の箱を貰ったことがあります。こちらは携帯用ではなくどっしりしていて、枠には幾何学模様が彫られていたのですが、蓋には何もなかったような???蓋を開けると葉巻の温かな匂いがしていたような記憶があります。けれども、記憶が曖昧なのは訳があるのです。実は、この葉巻箱、貰って何日も経たないうちに、急になくなったのです。家族みんなで探したのに...。他になくなったものがなく、泥棒の犯行ではなさそうでした。あまりにどろんと消えたので、兄はその葉巻箱をアラン・ドロンと命名しました。消えてから命名するとは、まるで戒名みたい...。みんな苦々しい思いで聞いていました...(-_-;)