2011/08/28

午餐が誤算

暑い夏だったせいか食欲は落ちたまま。昨日のランチはみなとみらいの Nina's の紅茶とスコーンで済ませました。

クロテッド・クリームとブルーベリー・ジャムのついたセットで、紅茶はマリー・アントワネット・ブレンド。薔薇の香りより林檎の香りが強くて、フラワー好き(笑)の私はがっかり...。

手で持てないくらい熱~く温められた (-_-;) スコーンは紅茶葉入りとプレーンの二種。少しポロポロしていてるタイプ。思ったより甘味が強くてジャムは使いませんでした。スコーンは、以前ランドマークに出店していた F&M の方が格段美味しいと思います(ペストリーはハズレなし、さすが!)。サービスも良かった。一方、Nina's の店員は気取っているだけ...。リピーターにはなれないな~。

2011/08/26

変わり目...

香港出身の隣のご家族が来月引っ越しすることになりました。二人のお子さんが大きくなって手狭になったのだとか。私がここに引っ越した3年目に、ご夫婦と二歳の女の子を連れて引っ越してきたので、長くお隣どうしでした。引っ越して半年後ぐらいに男の子が産まれ、その頃、香港が中国に返還されました。そのとき、香港に帰らない決意で、日本に移住してきたのだということが分かりました。あとから聞けば、ご夫婦の兄弟を含め、親族の多くがカナダに移住したそうです。子供の将来のためには日本かカナダがいいと、親族で数年悩んだ結果だということでした。


子どもたちを小さいころから知っているし、日本に根をおろすためのご夫婦の頑張りを見てきたので、寂しさはひとしお。けれども、引っ越し先は町内だそうなのでばったり会うこともありそうです。変わらず、仲のよい家族でいてほしいなあと思います。

私自身も変わり目にあるような気がしています。根拠のない勘ですが...。

2011/08/21

表現の力


ヴァチカンの写真集です。ヴァチカンへの取材や歴史的なことがたくさん書かれていますが、写真を見るだけで十分にカトリック的な世界が伝わってきます。荘厳で神聖な美術や建築は地上の人が考えらるだけ考えた神の御国の再現で、畏敬と憧憬がない交ぜになったこのような「見える化」も導きに一役買っているのだと思いました。


Saint Michael in combat with the Dragon by Antonio del Pollaiolo

1981 年に愛知県立美術館で開催された「イタリア・ルネッサンス美術展」でアントニオ・デル・ポッライオーロの「龍と戦う大天使ミカエル」という作品を見ました。何故かこの絵にすごく大きな衝撃を受けて、当時、ミッション・スクールの学生だった私は、カトリックが与えてきた人々への影響を考えずにはいられませんでした。

昨日のことのように覚えている美術展のひとつですが、まさか30年も前だったとは...。

2011/08/20

ハンモックで眠った気分

昨日は出勤中にぐんぐん気温が下がり、地下鉄の駅を出ると、肌寒いぐらいに!何だか地下鉄で外国へ行ったって感じでした。


Song of the Angels by William A. Bouguereau

二ヶ月ぶりにエアコンを消して眠りました。昨夜は窓を開けたまま。ネコちゃんと一緒にひんやりした風を感じながら熟睡...。晩夏の森でハンモックを吊り下げて眠ると、こんな感じかなあ…。


The Dawn by William A. Bouguereau

起床すると、ネコちゃんのご飯のお皿は空っぽ!気温が下がって絶好調の親子です(笑)。

2011/08/19

薔薇の紅茶~朗報


暑くて目が覚めました...。眠れないので、Twinings のサイトをチェックしていたら、こんな朗報が♪


Rose Garden や Blossom Earl Grey などの限定発売品が通常販売に切り替わるそうです。これからは買いだめしなくても、何時でも味わえるようになります♪

とは言え、我が家には買いだめした Rose Garden が既に 20 箱以上あります...(-_-;)


Royal Wedding もいつかは通常の販売品になるといいな~。

2011/08/16

Two Fat Ladies


クラリッサ(左)とジェニファー

夏休みの最終日。暑すぎて何もできなかった夏休みでした。何せ思い付くのが、映画観賞、読書(短編集一冊)、アンティークのポストカード大量(?)購入、ポストカードの中途半端な整理、ネールケア、ネコちゃんのブラッシング、YouTube で料理番組のチェック(料理しないのに...)しかないのですから、いかに頭を休めていたことか...(爆)。


移動は Triumph Thunderbird とサイドカーで。
70歳のジェニファーが運転、
50歳のクラリッサは乗ってるだけ(笑)

でも、おかげで懐かしい料理番組が見つかりました。15年前に BBC が放映した Two Fat Ladies です。え~、タイトルに違わない立派な体格の二人の料理研究家兼シェフが、美味しいメニューを伝授してくれます。しかし、タイトルが凄すぎます(-_-;) この二人の経歴はユニークなので、別途記事にしますね。


Two Fat Ladies のトレイラー
http://www.youtube.com/watch?v=SOBxo1axYaw&sns=em

Nigella との共通点は、バターとダブル・クリームを大量に使うことです。しかし、Nigella ほど砂糖や甘味料を使わないからと言って安心しないでください。何せこの体格ですから(笑)。英国や周辺国の伝統統料理がたくさん出てくるので、内容的には貴重な気がします。ウースター・ソースを隠し味に使うのがイギリスっぽいかも。


アーモンドプードル万歳♪のガレット・デ・ロワ(公現祭を祝うフランスのお菓子)とジンジャー・ケーキが登場。ガレット・デ・ロワのフェーブには指輪を入れていました。随分前にボーイフレンドから貰った本場のガレット・デ・ロワのフェーブはアーモンドでした。大昔は木の実や豆を入れていたそうですが、今は陶器製のフェーブを入れることが圧倒的に多いんじゃないのかなあと言ってました。

Two Fat Ladies のガレット・デ・ロワとヨークシャー・ジンジャー・ケーキ
http://www.youtube.com/watch?v=0vUfsic8b_M&sns=em

2011/08/15

ひぐらし?

昨夜、みなとみらいの汽車道から自宅まで夕涼みにもならない夕涼みの散歩を楽しみました。汗だくでした(笑)。驚いたのが、汽車道を渡り始めると、海側の草地の木からひぐらしの声が!ひぐらしが出るには暑すぎるし、と Wikipedia を参照すると、実際は梅雨あたりから鳴いているそうです。


ひぐらしには非ず

アブラゼミに圧されて、近所では他の蝉や虫の声は聞こえてきません。クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ(声の大きい順に並べてみました)は見たことがありますけど、本物のひぐらしは見たことがありません。羽根が透明であの美声ですから、一度は姿を見たいものです。

2011/08/14

紅茶独学中

嗅覚に少し問題があるから、中途半端になりそうですが、紅茶を試しながら勉強しています。人の集まりが苦手なので、スクールは問題外。まずは、英語圏のネットの記事、書籍、Youtube で情報収集しています。ラプサンスーチョンという松の木でスモークした紅茶を飲んでみたいのですが、購入するには勇気が入ります。まずはメニューに載っているお店を探して、飲みに行ってみよう。


本はスチュワード麻子さんの最新刊を購入してみました。気に入ったので持ち歩いています(笑)。

紅茶の世界にはアンティーク食器がよく似合うので、そういう意味でも愉しみ。

実は今、あるお店でガトーショコラを頂いています。これ、温めてあるんです♪よい趣味だと思います → 自分の好みってだけですが...。

チョコ・ムース

イギリスの料理研究家、Nigella Lawson の料理番組から...。こんなハイ・カロリーなお菓子を誰が食べるの?などと疑問を抱く方には Nigella の魅力は一生分からないかも。ダブル・クリーム、チョコ・チップ、砂糖・甘味料各種、バター、卵をこれでもか!というほど使ったデザート・レシピは日本人好みとは言い難いのですが、美味しい至福が速く簡単に得られるという点でポイントが高いのだと思います。


Nigella の魅力はのし上がり実業家タイプの Martha Stewart とは違い、余裕のある趣味性にあります。やはり、お嬢様だからでしょうか???(Nigella の魅力ってことでラベルは beauté にしました)

『マクロビの人が決して寄り付かないチョコ・ムースはいかが?』
http://www.youtube.com/watch?v=0mfnXSX3qu4&sns=em

2011/08/13

暑いけど幸せ


結局、今年も猛暑なのか~。老境に入ったネコちゃんに合わせて、昨年から冷房の温度を高めに設定。暑がりの私には苦しい時期です。ネコちゃんは快適にウトウトな様子です。私と違って節電体質なのね...。

Vellie 伯母さん

昨日届いたお気に入りのポストカード。1914 年消印のアンティーク・ポストカードです。薔薇と洋服は手彩。特に洋服はいかにも手描きという感じの稚拙さが目立ちます。私の写真の撮り方が悪くて、下の部分に大きな影が落ちてしまいました...。発売元はイギリスの Alfred Siebel & Co. になっていますが、初期のグラビア印刷にあたるフォトグラビュール加工はプロシア(プロセイン)で行ったと記載されています。おそらく東プロシア(ドイツ側)のことです。この頃、イギリスやフランスで発売されているカード類はドイツで印刷されていることが多いのだとか。


このカードは Vellie 伯母さんが姪の Sibyl 宛に 1914 年 2 月 27 日に送ったもので、"with love from Auntie Vellie" としか書いてないんです。実は写真の側には "Happy Childhood" というフレーズが印刷されているんですよ。伯母さんの気持ちを物語っていますよね。

The Tree of Life


昨日は遠出をする予定だったのに、外に出るや卒倒しそうな暑さに負けて、ブルク13へ(笑)。何を上映しているかも知らなかったし、どんな作品かも知らなかったのですが、上映時間の案内テロップを眺めていたら、「哲学の木」に似たタイトルの『ツリー・オブ・ライフ』という作品があったので、チケット購入。席に座ってからネットをチェック。カンヌ映画祭のパルムドール賞を取った作品か...。ブラッド・ピット主演...。え~、監督がテレンス・マリック!?『天国の日々』の!?!?これはいい映画を選んだかも(爆)。


これは人の思考や記憶を辿るときのプロセスを忠実に描いた作品です。一見、脈絡もなく太古の世界や実体験の記憶、現実と超現実の風景が入り交じり、観客側は戸惑うかも知れません。けれども、思考したり、記憶を辿る場合、出来事の最初から順番に辿るわけではなく、記憶の断片がフラッシュバックし、関連して思い出した事実をフラッシュバックし、その隙間を連想や思考したことが断片的に入り込んでいると思います。私たち観客は主人公の思考と記憶の断片を未編集・未加工の生データのまま見ている、と思えば良いのではないでしょうか。

しかし、眠りこけている人が多かったです(笑)。私自身は眠らなかったし、優れた作品だとは思いつつも、将来的にもう一度見ることはなさそう (^^;;

2011/08/11

夏休み

随分、さぼっていました...(-_-;)

今日から休暇でノンビリしています。恐怖の歯医者へ行き、奥歯を抜歯。一ヶ月以内にその奥に鎮座する親不知を抜歯することになりました。さほど痛みもなく、ほっ。

ブログをさぼっている間、アンティークのポストカードは着々と増え、トワイニングの Rose Garden を 20 箱近く、Royal Wedding を 7 箱購入し、気持ちだけは優雅に過ごしていました。Royal Wedding はホワイト・ティーをベースにしたアールグレイで、薔薇の花弁ブレンドしたものです。抽出時間が長いと渋みが出て香りを台無しにするので、軽めに抽出するのがコツ。先日、Blossom Earl Grey を試してみたら、これも美味しい!結局、Jasmine Earl Grey 以外は全部良かったです♪


これはポートランドの Rose Festival の記念のポストカードです。100 年前に投函されていますが、フェスティバル自体は現在も続いているそう。ブログも長く続けなくちゃ...(笑)