ヴァイオリンのリサイタルは久々。随分前に、母親に引っ張られて行ったきりだし、私はまだ大学生だったはず(-_-;) 詩に出てくるヰ゛オロンという言葉には反応しても、本物の音楽で聴くときにヴァイオリンを選んだことがなかっですねぇ... 。
来月末に神尾真由子のリサイタルに行きます。あるお店で気になるヴァイオリンの音が耳に入り、店員さんに尋ねると、「神尾真由子さんという若手」だと教えてくれました。きっかけとはこういうものらしく、近所でリサイタルがあることを知り、チケットを購入するに至りました。私の内でヰ゛オロンがヴァイオリンに変容しますように。
秋の日の
ヰ゛オロンの
ためいきの
身にしみて
ひたぶるに
うら悲し
(ボードレール『落葉』/上田敏訳)