2010/09/27

謝肉祭のガラス?

昨日はランプではなく、カーニバル・ガラスを買ってしまいました... (-_-;) 近所のアンティーク・ショップはイギリスの高級家具やランプで有名なのですが、食器やジュエリー、オールド・ノリタケや古民芸、アンティーク着物なども扱っていてワンダーランドさながら♪お店のホームページでカーニバル・ガラスを扱っていることが分かり、気持ち的にランプは後回し!になってしまったんですよ... (笑)。


カーニバル・ガラスというのは 1800 年代末期から 1920~30 年あたりに、特にアメリカで量産されたグラスウェアの一種です。


玉虫色に光るガラスに虹彩と言う加工を施すのですが、基本色がオレンジ・ゴールド、グリーン・ゴールド、ブルー・グレーを基調とした極彩色などがあり、どのような基本色であっても玉虫チックに輝きます。ブルー・グレーは国宝にもなっている耀天変目茶碗に通じるところがありますけど、あのように小宇宙が見えるような哲学性はゼロです(笑)。


お店では、オレンジ・ゴールドが集められていました。私の一番好きな基本色です♪製造当時はお祭りなどの華やいだ集まりで景品や賞品として使われたこともあり、カーニバルという名がついたとのこと。名前のとおり、謝肉祭に使われていたわけではありません。


私が購入したのは身元不明の製品で、葡萄の柄のボウル(多分、果物をそのまま盛る用途)と花柄のタンブラーを購入しました。いつもは実際に使う目的で購入するのですが、今回は飾りとして使う予定です。身元はウェブ検索で何とか割り出したいなあ。