コートにあたる服に興味が涌きました。「むかし着物」の雰囲気で銘仙にそっくり!アンティーク着物が大好きで集めていた時期もあり、眼が釘付け。縦糸に絹、横糸に綿の織りは光沢に欠けるものの着心地がよさそう。縦横が絹のものはピカピカで、着るより眺めていたい感じ。裏地にデニムっぽい紺色に薔薇が散りばめてある柄や、文字通り薔薇色の単色の薔薇柄の布地だったり、お洒落!
布だけではなく、器にも目を見張るものが多かったです。器は時間をかけて見ていました。B&W の不思議な鳥の絵皿が印象的でしたけど、イスラム的な文様の大皿(鉢)は実用にも向いていて、かなり欲しかったです(笑)。
首都タシュケントには小さな小さな思い出が...。以前のブログにも書いたのですが(このブログにも書いているかも)、子供のころ、ソ連の文化が大好きで、写真集なんかも持っていました。新聞社が出版した写真集の表紙が一番気に入っていて、それがタシュケントの若い女性のアップ写真だったんです。澄んだ大きな瞳の中東系の顔立ちで、しばらく机の上に飾っていました。
当時、ウズベキスタン周辺の地域は隔離状態で、情報も不足気味でした。タシュケントは今や立派な都市になっています。アレキサンドロス大王、イスラム文化、シルクロード、ソ連...。いつか行ってみたい国のひとつです。