ピエロとアルルカンについては、コメディ・デッラルテ、ストック・キャラクターをキーワードで検索すると、詳しい説明が出てきますので、ここでは割愛します。彼らが登場する舞台(演劇と人形劇)をいつかイタリアやフランスで見たいですねぇ。
音楽ではシェーンベルクの『月とピエロ』。昔、CBS Sony から出ていたと記憶しているのですが、自作自演シリーズがあって、そのバージョンが大好きです。あまりに音源が古くて、バリバリいう音が蓄音機で聴いているかのようなタイムスリップ効果(?)を産んでいました。
堀口大学の詩『月光とピエロ』はタイトルほど惹かれることはありませんでした。「ピエロの顔は真白け」というフレーズで必ず興醒めするんですよ...。オペラ『道化師』は複数の CD を持っているほど好きですが、リアリティーがあり過ぎて、幻燈館向きではありません。やはり、どこか浮世離れしてもらわないと(笑)。
ピエロやアルルカンのことは、無意識のうちに執着しているかも知れません。操り人形、探してみよう。