2011/02/22

そう言えば、蔦の絡む一軒家に住んでいたことがある。高校2年の夏から卒業までの短い間で、卒業と同時に転勤で両親も引っ越し...。二階建て家を青々と包む夏の盛りの様子は、まるで家屋自体がひとつの有機体のように見えた。夜は揺れ動く葉のせいで立ち上がる寸前の巨人のごとく。住人の私たちが眠っている間に遊歩しているのではないかと思わせた。

今は誰が住んでるのか?相変わらず夏は蔦が繁っているのだろうか...。

2011/02/21

Fairy Secrets

コレクションの中の一枚。『妖精の秘密』というタイトルがついたマーガレット・タラントのポストカードです。Medici Society 社製。Engraved and printed in England。カード番号は 559。消印は 1928 年 11 月?日。達筆で判読しきれなかったのですが、お父さんが旅先のロンドンから幼い娘さんに出したもので、火曜日には帰るよ、小さな妹にもパパからのキスを送るよ、だとか愛情に溢れたメッセージです。余計に大事にしよう!と思っている一枚。

開いた本から妖精たちが出てきたように見えますし、左上の薄日のせいか少女の幻想や夢想のようにも見えます。リチャード・タッドの『お伽の樵の入神の一撃』の濃度の高い「魔」はここにはなく、川面の煌めきのような儚さが魅力の絵だと思います。少女の清らかな微笑みで健やかさに満ちた作品になっていると思います。

Medici Society 社は 1908 年創業の英国の絵画の複製品を販売する会社で、今もロンドンを本拠にしています。創業当初は会員制を敷いていたので、社名に「ソサエティ」という言葉が残っているのだそう。「メディチ」は多くの芸術家のパトロンでもあったあのメディチ家に因んだとのことです。現在もタラントのポストカードは代表的な商品で、同社のホームページを飾っています。オンライン・ショップを覗くと、「2007 年印刷」というような時期が明記されていました。実用とコレクションのふたつの用途を念頭においた商品企画をしているのかも知れないですね。お世話になっている SHOP の情報だと 1920 ~1950 年の古いカードは Great Britain という表記が多く(全てではないことに注意)、それ以降は England の表記が多いようだとのこと。

何だかポストカードに夢中になっています。オークションは比較的安く入手できるのて有り難いですね。さっきは月清やかな夜の散歩を楽しむ猫のカードを落札することができました♪なかなか幻想的な景でもあります。もしかすると、Helena Maguire のイラストかも!などと勝手に期待しているのですが...。届き次第アップしますね。

2011/02/19

半分でも可愛い

くしゃみを堪えながら、ネコちゃんを撮影。やはり...失敗(笑)。でも、何となく可愛らしいのでアップしました。相変わらず親バカです。

2011/02/17

Dream Ships

コレクションの中の一枚。マーガレット・タラントの Dream Ships を印刷したポストカードです。Medici Society 社製。裏側には 1935 年 8 月 30 日付のメッセージあり(未投函)。メッセージの内容は、英国のある駅での待ち合わせの段取りを知らせたもの。

入道雲、帆船、浜辺、羅...と夏の必須アイテムが揃っているのに、夏らしくないのは色調のせいでしょうか?スウェーデンの夏は穏やかなのですが、イギリスもそんな感じなのでしょうか?

これと似た構図の美しいポストカードがもう一枚あります。後日ご紹介しますね。

2011/02/14

雪明かりで読む本

珍しく雪が積もり始めました。今ごろ郵便受けを見に行ったら、道が真っ白!ロマンチックなことを考える前に郵便をわし掴みにすると、エレベーターに駆け込みました(笑)。ネコちゃんですか?雪が降る前から布団の中です(-_-;)

西村賢太氏の『苦役列車』はマストリードと言う兄から文藝春秋(芥川賞特集)が届いていました。実家に帰ったとき、『随筆集』と『二度は行けぬ町の地図』などが転がっていたので読ませてもらったのですが、片手間に読めない感じでした。兄は乱読の人で、SF のペリー・ローダン・シリーズ、ニーチェ、ドストエフスキー、時代劇、コミック、サイエンス、演劇なんかがごちゃ混ぜになっている本棚を持っています。私と共通して好きなのは、ウィリアムズの『ガラスの動物園』と漱石の『夢十夜』と高橋留美子の『うる星やつら』だけ(笑)。西村賢太氏もここに連なることになりそうです。

幻を拾う日々

身体のだるさに根をあげる夢から覚めたら発熱していた。今日は休暇をとって回復に充てようと、風邪薬を飲んで一日眠った。起きている時間はアンティークやヴィクトリアン・ファンのブログを読んだだけで、まったく頭を使わない一日に...という恐怖から逃れるために、ブログを読みながらフランス語のリスニングの CD など流してみる。何だか急に充実感が増してきた(笑)。本当はこんなときこそ田辺聖子の『源氏物語』講演集を聴きたいところだか、手が届く範囲にあったのはこの学習用の CD だけだった。

影の色が美しい Indiana Glass 社のゴブレット(King's Crown / コロニアルブルー)

Twitter 人気も理解できるが、ブログの方が私は好きだ。まとまりがあって、ちょっとした読み物になる点が一番いい。同じ趣味の人たちからは随分深い知識と愉しみを与えてもらっている。アンティーク、ヴィンテージ、ヴィクトリアンのファンは専業主婦の方が多いのだが、生活に密着した視点で夢を見ているところが羨ましくもある。私など幻を探しにふらついているような日々だから。まあ、望んでいる方向性ではあるのだけど(笑)。

2011/02/13

ファイルを削除しますか?

『Xファイル』の Season 2 を見る。夢中だった放映当時の自分の感性を疑う(笑)。時間が経つと『スーパーナナチュラル』をそんなふうに見なすようになるのだろうか?中だるみにうんざりするが、『ツインピークス』のように古びない作品がある。一方、『X ファイル』は押し入れの奥にしまってあったアルバムを見ているような「古」の匂いがする。Season 3 を買う気が失せた。

スカリー特別捜査官役のジリアン・アンダーソンは、当時二十代半ば...。何と大人びていることか!

お仕事ブック

会社の若い人向けに教えようと選びました。翻訳の悪さに唖然...。大学の先生が二人で訳しているのだけど、翻訳はプロに任せて監修に専念すべきだったのでは?版元は責任を 感じないのかなあ。勧められない...(-_-;)

事業計画のネタを大急ぎで作ることに。お助け本。

言葉は不要♪

早すぎた啓蟄

みなさん、おひさしぶりです。寒さなどへっちゃらで愉しく過ごしています♪

「布団の上でグルーミングを数十秒した後、慌てて布団の中に入りました(-_-;)(ネコちゃんに近い情報筋)」

2011/02/12

アンティークな近況

寒い~(-_-;)

皆さま、お元気でしょうか?昨日は横浜にも雪が降りました。とは言っても、積もることは ありません。港付近は積もることが少なくて、私が引っ越して来た 18 年前からの記憶を辿ってもせいぜい 4~5 回。1cm を越える積雪になると半減すると思います。しかも、一日で溶けますし...。先日、アメリカ東部に出張中の友人から、白に近い灰色の画像ファイルが届きました。よ~く見ると、オフィスの窓から撮影した激しく降る雪の様子!前のビルが何となく見える程度です。前方が見えないぐらい降る雪って恐いですね (-_-;)

最近、仕事が忙しくてブログが「週報」化していますけど、やることはやってます。アンティークやヴィンテージのポストカード、大好きなヴィクトリアン+アールヌーボー趣味の真鍮(♪)のヴァニティ製品やらを購入しました。そう、大事なことです(笑)。

今日届いたポストカードの一枚をご紹介します。1910 年代らしい、ドイツ製らしいという程度の情報しかないのです...。しかも、企画商品ではなく、お手製ポストカードなんです。SHOP の方のコメントでは、何かの記念に作ったものではないか...と。お洒落具合、不慣れな感じを見ると、確かにそんな感じがしますね。とっても気に入ってます♪

ディプレッション・グラスはどうした?と突っ込みを入れたくなりますよね。私もです(笑)。大丈夫。昨年入手したピンクのカップ&ソーサー(Jeannette 社製)に心を奪われ、ようやく素敵なアイテムを見つけました♪でも、次回の給料で購入かな...。