2011/12/18

Winding Road to Christmas~第二夜~


第二夜はクリスマス・ケーキです。昨年も一昨年も書いたような気がしますが、クリームたっぷりのケーキではなく、ラム酒やブランデーが分かりやすく香るフルーツ・パウンドケーキにアンゼリカが入っていると良いですね~。昔っぽさだけで満足してしまいます。


はたまた、シンプルなチョコレート・ケーキはいかがでしょう。アイシングなしです。フルーツ・パウンドケーキにしても、チョコレート・ケーキにしても、これでは日常と変わりませんね(-_-;)


トライフルは日本人には向かないと思います。アメリカとスウェーデンで頂きましたが、フルコースの料理のあとではほぼ拷問です。


パウンドケーキでノスタルジーを演出してください(?)。

2011/12/17

Winding Road to Christmas~第一夜~

クリスマスが終わるまで、クリスマス気分に浸れるような記事を、「なるべく」書こうと思います。あくまでも「なるべく」です(笑)。


第一夜は、王道のクリスマス・ツリーです。こてこてなヴィクトリアンがやっぱり一番。


壁に貼ったツリーもなかなか良いですね。あっさりし過ぎなので、ヴィクトリアンに直したいです(笑)。


瓶の中に何か入れるとどうかなあ。


梶井基次郎が作ったツリーに違いありません。天辺に檸檬を置きたいですね♪

2011/12/15

お菓子の家


カイ・ニールセン(Kay Nielsen)の挿絵。『ヘンゼルとグレーテル』の二人がお母さんに捨てられて、森を迷った挙げ句、お菓子の家を見つけた場面です。


お菓子の家という甘美な耳障りとは裏腹に、これから展開する「魔」の時間を暗喩しています。樹々が魔物の遣いのようで、今にも動き出しそうだし、ひそひそ話しをしそう。


子供のころはお菓子の家しか印象に残りませんでしたが (^^;; 、さすがに今は、落ち着いて挿絵を鑑賞できるようになりました(笑)。

2011/12/11

エニグマ

今年は夏からちっとも散歩をしていません。今日は久しぶりにみなとみらいまで歩きました。銀杏は半分以上散ってしまい、黄葉を堪能できる環境にありながら、見逃してしまったことを後悔しました。春の華やぎとは違って、銀杏並木は明るい黄色でありながら、薄暗い冬へ皆を導きます。自分の内面へのトンネルのような気がするときもあります。


マール社、現代新書館、PIE から挿絵画家の本が目白押しですね。洋書でしか見ることのできなかった画家も紹介されていて、全部欲しくなりました。大御所のギュスターブ・ドレ、ビアズリーの流れを汲む画家のカイ・ニールセン、ジョルジュ・バルビエ以外にも、欧米で人気のあるアーサー・ラッカムやエドマンド・デュラック、日本でも比較的親しまれているウォルター・クレインやケイト・グリナウェーといった画家まで幅広くセレクトされていてお勧めです。アンドリュー・ワイエスのお父さんのイラストを初めて見ることができましたし、生田耕作の本で知ったアラステアの絵がたくさん掲載されていて、自分へのクリスマス・プレゼントが、今日、立ち読みがきっかけで決まりました(笑)。


多彩な才能と謎だらけのアラステア当人...。クラウス・ノミみたい。

金星

アールヌーヴォーに科学趣味を少し加えたクロモスです。女神と左側の植物的なフレームは典型的なアールヌーヴォーなのに、女神が乗っている貝殻に玩具のような車輪がついています。女神を白い鳥が誘導するデザインはよく見かけます。女神のローブや髪型はベル・エポックな雰囲気ですね。


あくまで私の推測ですが、このパリ万博(1900 年)の頃のものではないか?と思っています。なんだか、ジュール・ヴェルヌを思い出しますね。

素敵なトレード・カードをたくさん出したショコラティエの Chocolat Poulain のものです。左のフレームには、金星(Venus)の大きさ、地球からの距離など、プロフィールが書かれていて、下は急に宣伝文句が!「他のショコラティエとは比較にならない最高の味と品質」...そうだった、これはトレード・カードだった(笑)。

2011/12/04

天使とシャーロット

1909 年 12 月 15 日に投函されたクリスマス・カード。天使のドレスの部分の金彩がかなり剥がれていますが、まったく気にならないほど、魅力に満ちた天使です。羽根の形が綺麗...。


実は最初に目に留まったのが夜空の色です。背景のブルーとグリーンが混じった色が、この天使の雰囲気に溶け合うようにマッチしています。


裏面は、知人か親戚の家に帽子を忘れた人が、「残念だけど、クリスマスまでに取りに行けなさそうなの。あなたに届けてもらうわけにもいかないし、あ、クリスマスには来て頂いてもいいのよ。でも、どうか無理はなさらないで。帽子なんて何とかなるわ。本当に気にしないでちょうだい。心配は無用よ...」ということが延々と書き綴られていています。『眺めのいい部屋』のシャーロットみたいで、笑ってしまいました。

2011/12/03

小さな小さなロココ世界

ロココなクロモスです。三人とも 10cm 未満。


ミクロなロココ世界が繰り広げられます。


私はこの人になって幻想の扉を開けるとしましょう。

(裏はアルバムなどに貼っていた痕跡あり。昔から三人でいたのでしょう)

Gladys Cooper

Gladys Cooper(グラディス・クーパー)という長い間活躍した女優をモデルにしたポストカードです。未使用なので、いつごろのものか分かりませんが、Gladys は 1888 年生まれで、1905 年に舞台デビュー、モデルとしても引っ張りだこ、1908 年に最初の結婚ということから、1905 ~1908 年の結婚前だろう...と勝手に推測しています。頬に施した薄いピンクが見事です!

裏は hand painted real photograph(写真に手彩)で、British Beauty というテーマで写真撮影した中の一枚を絵葉書にしたようです。Miss Gladys Cooper や Printed in Britannia という表記に時代性が感じられます。しかも、裏の印刷は傾いていて、何とも言えない味わいが...(笑)。

息の長い女優生活だったようです。私が観たのは、ヒッチコックの『レベッカ』だけで、しかも主役はローレンス・オリビエとジョーン・フォンテーンですから、記憶にあらず...の状態。でも、その美貌ゆえ、彼女をモデルにした数多のポストカードは、人の手から手へと渡って行きます。

早起き

12月に入ったことを思い出させるような冷たい二日間でした。今日は17℃ になるそうですが...。

ネコちゃんに起こされて、眠れなくなりました。ご飯をたくさん食べたネコちゃんは、すでに白川夜船です...(-_-;)

2011/11/27

逍遥

今日は誕生日でした。例年通り、普通に過ごす予定でしたが、ふと、「誕生日だから初めてのお店で美味しいものを」と気紛れに思い付いたのが失敗のもと...。胃にもたれる食事が並び、六時間経った今も食欲がありません(笑)。

最近、濃密な小宇宙のようなブログを見つけました。頭から離れません。読むだけで書き手の小宇宙を逍遥できたような気がするのは、澁澤龍彦の随筆だけでした。このブログはまさにそんな感じなんです。

天文古玩
http://mononoke.asablo.jp/blog/

天体観測のクロモスを探していて見つけました。アンティーク・カード様々です(笑)。